2024年8月23日発売
層別因子を含む探索的な回帰分析入門
著者:高橋 行雄
出版社:カクワークス社
ISBN:978-4907424428
価格:4,070円(税込)
著者紹介
高橋 行雄
BioStat研究所株式会社 代表取締役
概要
「統計ソフト〇〇による統計解析」と題する書籍が山のようにある.ほとんどが,画一的な解析方法に引き続き,統計ソフト〇〇の使い方が説明されている.本書は,複雑で多彩な実データを取り上げ,探索的な統計解析をどのような切り口で行うのかに焦点を当てている.これまで,JMP Discovery Summitで講演してきた内容も含め,JMPの先進的な解析方法を平易に解説しつつ,JMPの多彩な解析機能の使い方を紹介している.
1)2020年:最小2乗平均の謎を予測プロファイルで解く -交互作用を考慮した共分散分析を用いて-
2)2021年:欠測値がある直交表の解析における線形モデルの活用 -現行水準と最適水準の差の95%信頼区間の推定を例にして-
3)2022年:JMPで繰り返しが不揃いの2元配置データの解析ができるの? -平方和の分解ではなくデザイン行列と最小2乗平均の活用-
4)2023年:共変量を含む多因子実験データでの交互作用を考慮した探索的な変数選択
JMP関連目次の抜粋
1. 層別因子を含む各種の回帰分析の実際 7
1.2. 季節による洗浄用水の温度と回収液の濃度の関連 19
JMPの「グラフ・ビルダー」による層別散布図
JMPの「モデルのあてはめ」による解析
JMPの「予測プロファイル」
1.3.前値を共変量とする交互作用がある抗うつ剤の評価 30
JMPによる検証
4. 欠測値がある直交表の線形モデルによる解析 121
4.4. JMPの「モデルのあてはめ」による解析 144
JMPの使い勝手
5. デザイン行列を用いた回帰分析の基礎 155
5.7. JMPの回帰分析による逆推定 190
JMPの「二変量の関係」による回帰分析
7. 共変量を含む3因子実験データの探索的解析 219
7.4. JMPのステップワイズ法による変数選択 236
8. 交絡変数と共変量を含む2群比較 243
8.3. JMPによる複数の共変量を含む探索的な回帰分析 255
9. 前後差の前値は常に共変量 281
9.4. 前値X を共変量とした後値Y および前後差D の解析 294
3)後値Yおよび前後差D共に有意な差が出る場合
JMPによる主効果モデル
JMPによる交互作用モデル
JMPの解析結果をExcelでグラフ化
10. 層別因子を含むロジスティック曲線のあてはめ 327
10.4. JMPによる3本のロジスティック曲線の同時あてはめ 349
JMPによるロジスティック曲線のあてはめ
JMPによる非線形回帰
JMPによるロジスティック曲線式のパラメータに関する偏微分
11. 各種のシグモイド曲線を用いた逆推定 367
11.4. JMPによるゴンペルツ・最大極値曲線の推定および逆推定 392
JMPの「曲線のあてはめ」
13. ロジスティック曲線のさらなる活用 455
13.1. 陰性対照と陽性対照を含むロジスティック曲線のあてはめ 455
JMPの「非線形回帰」