【JMP Newswire 日本版】2019年6月号 JMPニュースをお届けします

【新刊】JMP関連書籍のご紹介

JMPを利用して統計を学ぶ方、業務に活用する方に役立つ関連書籍に、3冊の新刊が加わりましたのでご紹介します。

【改訂】続おいしさを測る

著者：古川秀子／上田玲子

本書は、1994年に初版が発行された「おいしさを測る」の姉妹編です。「おいしさを測る」は食品会社の品質管理、商品企画に携わる方々に愛読されるロングセラーとなっています。

この「続おいしさを測る」では、官能評価で得られたデータをより正しく読み取るための基礎的な統計学を理解した上、簡単に計算できるソフトの利用を推奨して、官能評価をより汎用性の高い使い勝手の良いものとして普及する目的で出版されました。

品質管理・品質設計のためのデータ分析【実践編】（電子書籍）

著者：島根大学医学部・医療情報部河村敏彦

本書は「品質管理・品質設計のためのデータ分析【基礎編】」を学んだ読者を対象とし、「統計ソフトJMP」の使用を前提としたテキストです。

主な内容は、統計的方法による問題発見・解決のアプローチ、統計的品質管理（変動要因解析のための回帰分析）、ロジスティック回帰分析、さらに近年、製品開発および技術開発の場で盛んに用いられる応答曲面法およびコンピュータ実験などの実験計画法を対話型形式で解説しています。

本書は『標準化と品質管理』誌、Vol.71, No.12からVol.72, No.4に掲載された内容をもとに再編集し電子書籍化したものです。

High-dimensional Microarray Data Analysis : Cancer Gene Diagnosis and Malignancy Indexes by Microarray （英語）

著者：成蹊大学名誉教授新村秀一

長くJMPやSASをご研究に活用されてきた、成蹊大学新村秀一先生の、2冊目の英語による著書がSpringer社より発売されました。

高次元マイクロアレイデータを用いて、癌遺伝子を特定する研究においては、統計的な問題点がいくつか指摘されています。本書では、それらの問題をJMPのOne-way ANOVA、Correlation、Cluster、PCAにより解決した結果について報告しています。

High-dimensional Microarray Data Analysis

JMP関連書籍一覧

8月2日（金）開催：アンケート調査解析セミナー
統計的アプローチを活用してアンケートデータから提案や改善等の計画をたてる方法を学ぶ

※ 7月24日（水）開催「アンケート調査解析セミナー」が好評につき満席のため、追加開催いたします。内容は同一です。

近年のインターネット環境の進化に伴い、アンケート調査をオンラインで行うケースが増加しています。アンケートの作成と回答データの集計を行うツールも多数開発され、手軽に利用されています。
しかし、調査結果から洞察を導き、施策を講じるには、詳細な解析が必要不可欠です。

このたび、アンケート調査の有効性を高めるためのアプローチ、そして結果の解析についてのセミナーを開催する運びとなりました。講師には、慶應義塾大学大学院の高橋武則様、そして目白大学の川﨑昌様をお迎えし、2部構成でご講演いただきます。ご参加の皆様にアンケートにご協力いただき、実際にその回答を分析するデモンストレーションも行います。

調査票の作成と結果の解析について、実践的に学べるまたとない機会ですので、多くの方々のご参加をお待ちしております。

日時：2019年8月2日（金）13:30～17:00（17:00よりネットワーキング、ご参加は任意）

会場：SAS Institute Japan株式会社本社プレゼンテーションルーム

参加費：無料（事前のお申し込みが必要です）