株式会社リコー 廣野 元久
1984年に株式会社リコー入社。以来、社内の品質マネジメント・信頼性管理の業務、統計学の啓発普及に従事してきた。
JMPとの出会いは1995年、その質の高さとハンドリングの良さにほれ込み、以来、ヘビーユーザーであり続けている。
その後、組織職として品質本部QM推進室長等を経て,2010年より事業開発のリーダーとして、エコソリューション事業部事業企画室長、スマートファシリティ事業センター所長を経て、2019年よりHC事業本部品質保証・薬事推進室長を歴任し、2020年10月よりシニア社員となり,現在はリコー倫理審査委員として、研究計画の審査及び啓蒙活動を行っている。
リコー以外では、2002年より品質管理学会論文編集委員を拝命し、1999年、2013年には日経品質管理文献賞を受賞(共著)、また、品質管理推進功労賞(2018)、信頼性学会優秀コラム賞(2020)を受賞している。
主な専門分野は統計的品質管理及び信頼性工学で、主な著書は「アンスコム的な数値例で学ぶ統計的方法23講」、「目からウロコの統計学」(2017)、「目からウロコの多変量解析」(2019)、「統計的機械学習ことはじめ」(2021)やJMPの解説本等を執筆している。