食品業界
食品業界では、研究開発、商品開発、生産、販売などの各プロセスにおいて、データを分析することが重要になってきています。
主なデータとして、官能評価、機器、消費者調査、市場調査、実験、臨床試験(動物、ヒト)などの分析が挙げられ、JMPでは、これらのデータ分析に役立つ機能、統計手法が備わっています。
食品業界では、主に次のような場面での統計分析で利用できます。
官能評価、機器分析
- データの可視化、集計
- 評価項目と商品との関連性
- 評価に基づき、商品のグルーピング
- 分析型官能評価と嗜好型官能評価との関連性をモデル化
- 官能評価と機器分析より得られる成分との関連性をモデル化
主な統計手法
多変量の相関分析、主成分分析、クラスター分析、PLS回帰、ニューラルネット
消費者調査、市場調査
- データの可視化、集計
- 回答者の属性と回答の関連性分析
- 商品満足度に影響を与える要因分析
- 消費者のセグメント化
- 調査の計画、分析
主な統計手法
分割表分析、対応分析、決定木分析(パーティション)、潜在クラス分析、
コンジョイント分析(選択モデル)、実験計画法
臨床試験
- データの可視化、集計
- 商品グループ間の有効性、安全性の比較、検定
主な統計手法
群間比較の手法(t検定、Wilcoxon検定、多重比較など)、分散分析、回帰分析
商品の製造、販売
- 製造における不良品の要因分析、品質管理
- 販売データの集計、分析
主な統計手法
管理図などの品質管理機能、決定木分析、回帰分析、対応分析