Statistical Thinking for Industrial Problem Solving
無料のオンライン統計コース
コース概要
このコース(『製造業における問題解決のための統計的思考』Statistical Thinking for Industrial Problem Solving; STIPS)は、7つのモジュールで構成されており、ご自身のペースで学習することができます。すべて修了するのに、合計で30時間程度が必要です。各モジュールは、簡単な説明の動画、JMPのデモ動画、多肢選択式の小テスト、JMPを用いた演習などで構成されています。各モジュールで扱うトピックは、以下の通りです。
モジュールごとのトピックを確認してください(またはPDFバージョンをダウンロードしてください):
統計的思考と問題解決
統計的思考
- 統計的思考とは?
問題解決
- 問題解決の概要
- 統計的な問題解決
- 問題の種類
問題を定義する
- 問題を定義する
- 目標と主要業績評価指標(KPI)
- 白色ポリマーの例
工程(プロセス)を定義する
- 工程とは?
- SIPOCマップの作成
- 入力/出力マップの作成
- トップダウンフロー図とデプロイメントフロー図
根本原因の候補を特定する
- 原因の候補を特定するための手法
- ブレインストーミング
- 複数投票(マルチボーティング)
- 親和図
- 特性要因図
- なぜなぜ分析
- 因果関係マトリックス
データを収集・整理する
- 問題解決のためのデータ収集
- データの種類
- 操作的定義
- データの収集方式
- 分析用データの読み込み
探索的データ分析
データの記述
- 記述統計量の概要
- データの種類
- ヒストグラム
- 中心的な傾向と中心の位置の指標
- 散らばりの指標 - 範囲と四分位範囲
- 散らばりの指標 - 分散と標準偏差
- 連続データの視覚化
- カテゴリカルデータの説明
確率の考え方
- 確率についての簡単な説明
- 標本と母集団
- 正規分布について
- 正規性の確認
- 中心極限定理
問題解決のための探索的データ分析
- 探索的データ分析の概要
- 連続データに対するグラフ: 追加の処理
- パレート図
- 詰め込み棒グラフとデータフィルタリング
- ツリーマップおよびモザイク図
- トレリスプロットと重ね合わせプロット
- バブルプロットとヒートマップ
- 探索的データの要約
データを用いたコミュニケーション
- データを用いたコミュニケーションの概要
- 効果的な視覚的表現の作成
- グラフが効果的かどうかの評価
- 効果的なグラフのデザイン
- アニメーションによる視覚的な伝達
- 対象者に向けたデザイン
- 対象者の把握
- コミュニケーションのための視覚的表現のデザイン
- 視覚的表現のデザイン: 推奨事項と禁止事項
結果の保存と共有
- 結果の保存と概要
- JMPでの結果の保存と共有
- JMP以外での結果の保存と共有
- 使用する形式の決定
分析用のデータ準備
- データテーブルの基本
- データ品質でよく生じる問題
- データテーブルでの問題の特定
- 1変数ずつ確認して問題を特定する
- 分析のためにデータを再構成する
- データの結合
- 新しい変数の作成
- 日付の操作
品質手法
統計的品質管理
- 管理図の概要
- 個々の測定値と移動範囲の管理図
- 共通原因と特殊原因のばらつき
- 特殊原因のテスト
- Xbar-R管理図とXbar-S管理図
- 合理的なサブグループ化
- 三元管理図
- フェーズごとの管理図
工程能力
- 顧客の声
- 工程能力指数
- 短期および長期の工程能力
- 改善のための工程能力
- 工程能力の推定: 例
- 非正規データにおける工程能力
- 多変量データにおける工程能力の推定
- 性能(パフォーマンス)が低い工程の特定
- 現場からの意見
測定システム分析
- 測定システム分析(MSA)とは?
- 測定システム分析の用語
- 測定システム分析の計画
- 測定システム分析の計画と実行
- 測定システム分析における統計分析
- 測定システムの正確度を調べる
- 測定システムを改善する
データに基づく意思決定
推定
- 統計的推測の概要
- 信頼区間とは?
- 平均の推定
- 標本抽出によるばらつきの視覚化
- 信頼区間の算出
- 信頼水準とαリスク
- 予測区間
- 許容区間
- 区間推定の比較
統計的検定の基礎
- 統計的検定の概要
- 統計的意思決定
- 帰無仮説と対立仮説について
- 帰無仮説のもとでの標本分布
- p値と統計的有意性
連続データに対する仮説検定
- 1標本t検定の実施
- p値とt値について
- 同等性検定
- 2つの平均の比較
- 等分散性の検定
- 対応のあるデータ
- 一元配置分散分析
- 多重比較
- 統計的な有意と実質的な有意
標本サイズと検出力
- 標本サイズと検出力の概要
- 平均の信頼区間での標本サイズ
- 統計的検定の結果
- 検出力
- 標本サイズと検出力について
- 1標本t検定の標本サイズ計算
- 2標本t検定および分散分析の標本サイズ計算
相関と回帰
相関
- 相関とは?
- 相関の解釈
単回帰
- 回帰分析の概要
- 単回帰モデル
- 最小2乗法
- 最小2乗法の直感的な解釈
- 回帰モデルの仮定
- 回帰分析の解釈
- 曲線的なモデルのあてはめ
重回帰
- 重回帰とは?
- 重回帰モデルのあてはめ
- 説明的モデリングにおける結果の解釈
- 残差分析と外れ値
- カテゴリカルな予測変数をもつ重回帰モデル
- 交互作用をもつ重回帰モデル
- 変数選択
- 多重共線性
ロジスティック回帰の概要
- ロジスティック回帰とは?
- ロジスティック単回帰モデル
- ロジスティック単回帰の例
- ロジスティック回帰の解釈
- ロジスティック重回帰モデル
- 交互作用をもつロジスティック回帰
- よく生じる問題
実験計画
実験計画(DOE)の概要
- 実験計画(DOE)とは?
- アドホックな実験や一時一事法(OFAT)の実験
- 実験計画を用いる理由
- 実験計画の用語
- 実験計画の種類
要因実験
- 要因実験の計画
- 繰り返しがある完全実施要因計画の分析
- 繰り返しがない完全実施要因計画の分析
スクリーニング実験
- 重要な効果のふるい分け
- 一部実施要因計画
- カスタムなスクリーニング計画
応答曲面実験
- 応答曲面計画の概要
- 応答曲面実験の分析
- カスタムな応答曲面計画
- 逐次実験
実験計画におけるガイドライン
- 実験計画におけるガイドラインの概要
- 問題と目標の定義
- 応答の特定
- 因子と因子水準の特定
- 制約の特定
- 実験の準備
- 具体的な例
予測モデルとテキストマイニング
予測モデルの基礎
- 予測モデルの概要
- 過学習とモデル検証
- モデル性能の評価:予測モデル
- モデル性能の評価:分類モデル
- 受診者動作特性曲線(ROC曲線)
ディシジョンツリー
- ディシジョンツリーの概要
- 分類木
- 回帰木
- 検証データを使用したディシジョンツリー
- ブートストラップ森
ニューラルネットワーク
- ニューラルネットワークとは?
- ニューラルネットワークの解釈
- ニューラルネットワークに基づく予測モデル
一般化回帰
- 一般化回帰の概要
- 最尤推定法
- 罰則付き回帰の概要
モデルの比較と選択
- 予測モデルの比較
テキストマイニングの概要
- テキストマイニングの概要
- テキストデータの処理
- 単語リストの作成
- テキストデータの視覚化と探索
- テキストデータの統計分析