この例では、「Attribute Gauge.jmp」サンプルデータを使用します。3人の判定者が50個の部品をそれぞれ3回評価した結果が記録されています。判定者AとBの関係を調べてみましょう。
1.
|
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Attribute Gauge.jmp」を開きます。
|
2.
|
[分析]>[二変量の関係]を選びます。
|
3.
|
「A」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
|
4.
|
「B」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
|
5.
|
[OK]をクリックします。
|
6.
|
「分割表に対する分析」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[一致性の統計量]を選択します。
|
図7.14 「一致性の統計量」レポートの例
「一致性の統計量」レポートの例を見ると、一致性の統計量は0.86と、1に近い大きな値となっています。また、そのp値は<.0001と小さくなっています。分割表を見ても、対角線上における度数が大きく、一致性が高いことを裏付けています。2名の評価者が同じ評価をしている場合(つまり、ともに0と評価するか、または、ともに1と評価している場合)、一致性の統計量は大きくなります。