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工程能力分析の例
ピクルスの酸度を調べたいとしましょう。この例では、下限仕様限界は8、上限仕様限界は17とします。
1.
［ヘルプ］>［サンプルデータライブラリ］を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Pickles.jmp」を開きます。
2.
［分析］>［一変量の分布］を選びます。
3.
「酸度」を選択し、［Y, 列］をクリックします。
4.
［OK］をクリックします。
5.
「酸度」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、メニューから［工程能力分析］を選択します。
6.
「下限仕様限界」に「8」と入力します。
7.
「上限仕様限界」に「17」と入力します。
8.
残りの設定項目についてはデフォルトの値をそのまま使用し、［OK］をクリックします。
9.
「酸度」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、［ヒストグラムオプション］>［縦に表示］の選択を解除します。
図3.21 「工程能力分析」レポートの例
工程能力分析を実行すると、ヒストグラムに仕様限界線も表示されます。ヒストグラムを見ると、データの中には下限仕様限界を下回るものや、上限仕様限界に近いものがあるのが分かります。「工程能力分析」レポートに、計算結果が表示されます。CPKなどの数値結果（CPK=0.510）からも、現在の工程能力は、与えられた仕様限界に対して十分でないことがわかります。