JMP 14.2オンラインマニュアル
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JMPの基本
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JMPとExcelの相違点
JMPには、Excelなどのスプレッドシートアプリケーションと重要な相違点がいくつかあります。
表2.1
JMPとExcelの違い
計算式
Excel
計算式は個々のセルに対して適用されます。
JMP
計算式は列全体にのみ適用されます。
「データの操作」の章の
「計算式による値の計算」
(68ページ)
で、計算式の使用方法について説明します。
列名
Excel
列名はグリッドの一部です。データが入力されていない部分にも、番号が振られた行やラベルの付いた列が続けて表示されます。数値データと文字データが同じ列に混在できます。
JMP
列名はグリッドの一部には含まれません。データがない部分には行や列は存在しません。グリッドの大きさは、データが入力されている部分とまったく同じ大きさになります。列には数値または文字のいずれかのみ入力できます。文字と数値データの両方が列に含まれている場合、列全体のデータタイプは文字になり、数値も文字データとして扱われます。
「データの分析」の章の
「尺度の理解」
(124ページ)
では、プラットフォームの結果に対するデータタイプの影響について説明します。
テーブルとワークシート
Excel
1つのスプレッドシートに複数のテーブル(ワークシート)があります。
JMP
JMPには、ワークシートという概念がありません。各データテーブルは個別の
.jmp
ファイルであり、個別のウィンドウに表示されます。
データグリッド
Excel
データはデータグリッドの任意の位置に入力できます。
JMP
データは、1行目の1列目から開始します。
分析とグラフのレポート
Excel
データ、分析、グラフはすべてデータグリッド内に配置されます。
JMP
結果は個別のウィンドウに表示されます。