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最後に、デフォルトの[MaxPro](最大射影法; maximum projection)またはオプションの[重心]を最適化基準として、最終的な計画点を求めます。これらのオプションは、レポートの赤い三角ボタンのメニューにある[FFF最適化基準]サブメニューに含まれています。
因子数をp、指定の実験回数をnとした場合、[MaxPro]は、次の基準を最小にする点を各クラスターから1つ取り出します。
メモ: 常に使用する最適化基準が決まっている場合は、環境設定で固定しておくことができます。それには、[ファイル]>[環境設定]>[プラットフォーム]>[実験計画(DOE)]を選択します。そして、[FFF最適化基準]を選択し、該当するオプションを選択します。
連続変数に関して、その計画空間の領域内に、大量の点を乱数で生成します。そして、それらの点を、まず、k個のクラスターに分けます(ここでは、このクラスターを「第1クラスター」と呼びます)。
k個の第1クラスターのそれぞれを、さらにm個のクラスターに分割します(ここでは、これらのさらに分割されたクラスターを「第2クラスター」と呼びます)。
それぞれの第1クラスター内で、m個の第2クラスターから、FFF最適化基準を使って計画点を選び出します。
そして、k個ある第1クラスターそれぞれにおいて、m水準の組み合わせのうちの1つずつを、m個の第2クラスターの計画点のいずれかにランダムに割り当てます。これにより、全部でkm個の計画点となります。