JMP 14.2オンラインマニュアル
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実験計画(DOE)
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技術的詳細
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交絡行列
交絡行列(alias matrix)は、「交絡項」アウトラインで指定した効果が、パラメータ推定値のバイアス(偏り)に与える大きさを示したものです。この交絡行列は、交絡最適化計画の計算でも使用されています。
「カスタム計画」章の
「交絡最適化基準」
(121ページ)
を参照してください。
交絡行列は、計画行列(デザイン行列)を用いて求められます。
「カスタム計画」章の
「モデル行列」
(103ページ)
を参照してください。
X
1
を「モデル」アウトラインの項に対応する計画行列とします。
X
2
を「交絡項」アウトラインの項に対応する計画行列とします。
次のようなモデルを仮定するとします。
一方、真のモデルでは交絡項が効果をもっていて、次のように表されるとしましょう。
仮定したモデルに基づく最小2乗法による
β
1
の推定値は、次のとおりです。
回帰分析における通常の前提が成立している場合、
の期待値は、次のようになります。
この式で、
です。
この行列
A
を
交絡行列(alias matrix)
といいます。