このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


この例では、ウエハーに関する不適合データを取り扱います。「X_ダイ」および「Y_ダイ」列にはダイ上の位置、「不適合」列には各位置における不適合の数が含まれています。ダイの不適合は一定のパターンで発生することが多いため、ここではクラスター分析を使用してウエハーを同じような不適合パターンのグループに分けます。その後、各クラスターの不適合パターンを視覚化します。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Wafer Stacked.jmp」を開きます。
2.
7つのクラスターが作成されました。クラスター番号は「Wafer Stacked.jmp」データテーブルの「クラスター」という列に保存されます。
4.
「Wafer Stacked.jmp」に戻ります。
6.
「X_ダイ」を選択し、「X」ゾーンにドラッグします。
7.
「Y_ダイ」を選択し、「Y」ゾーンにドラッグします。
9.
「クラスター」を選択し、「段組」ゾーンにドラッグします。
10.
「不適合」を選択し、「色」ゾーンにドラッグします。
図4.31 各クラスターの不適合の平均で位置を色分け
このヒートマップは「不適合」の平均数で色分けされています。
12.
凡例の色のバーを右クリックし、[グラデーション]を選択します。
13.
「スケールタイプ」で「対数」を選択します。
このスケールは「不適合」の対数に対して線形です。「不適合」の分布はかなり歪んでいるため、対数スケールに設定することで変化のパターンは強調されますが、元のスケールのように値の大小を簡単に比較することはできなくなります。
14.
[OK]をクリックします。
15.
(オプション)[終了]をクリックします。
図4.32 ウエハークラスターのヒートマップ