行列の行に示されている効果の各水準に対して、線分がプロットされます。これらの線分は、モデルの予測値を繋いだ折れ線です。これらの線分が平行でないことは、交互作用の存在を示唆しています。ただし、この交互作用プロットだけではなく、交互作用に対する検定のp値でも、確認したほうが良いでしょう。交互作用プロットは、「Reactor.jmp」サンプルデータの交互作用プロットです。
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[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Reactor.jmp」を開きます。
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[分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。
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「Y」を選択し、[Y]をクリックします。
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「次数」ボックスに「2」が入力されていることを確認します。
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[実行]をクリックします。
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「応答 Y」のタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックし、[因子プロファイル]>[交互作用プロット]を選択します。
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図3.50 交互作用プロット
「温度*濃度」の交互作用を描いたプロットは、最後の行の左から3番目のプロット、および、最後の列の上から3番目のプロットです。このプロットを見ると、「温度」が低いときには、「濃度」の値が変化しても、応答変数の予測値は変化しないことが分かります。一方、「温度」が高いときには、「濃度」の値が変化すれば、応答変数の予測値も変化します。温度が高い時は、「濃度」が‐1のときの予測値が、「濃度」が1のときのものよりも大きくなっています。なお、この交互作用に対する検定は、p値が0.0001より小さく、有意となっています。