JMP 14以降で作成されたジャーナルは大きな行列を圧縮した行列データを含んでいる場合があります。ジャーナルを開いてそこからデータを取り出すスクリプトの場合は、Save Journalメッセージを使ってジャーナルのディスクスペースを節約するよりも、(行列を圧縮しない)Get Journalメッセージを用いるほうがよいかもしれません。
JMP 13では、Tab Page Box()にTab Box<<Add、<<Append、<<Insert、<<Replaceメッセージを送ったときに、Tab Page Box()の中にTab Page Box()が作成されてしまっていました。
Tab Box << Add( <index>, Tab Page Box(...) );
Tab Box << Insert( <index>, Tab Page Box(...) );
Tab Box << Append( <index>, Tab Page Box(...) );
Tab Box << Replace( <index>, Tab Page Box(...) );
スクリプトでAllow Boolean and Null Constantsという環境設定の項目をオンにすると、true、false、nullを変数名として用いることができなくなります。
K Meansクラスター分析プラットフォームと正規混合プラットフォームが分離されたため、 Normal Mixtures /222.1>メッセージはK Means Cluster スクリプトでは使用できなくなりました。
Normal Mixtures(
Y( :Sepal length, :Sepal width, :Petal length, :Petal width ),
{Mixtures Tolerance( 0.00000001 ), Mixtures MaxIter( 300 ),
Mixtures N Starts( 30 ), Outlier Cluster( 0 ), Diagonal Variance( 0 ),
Number of Clusters( 3 ), Go}
);
テキストエクスプローラのSVD分析では、Weighting()とCentering and Scaling()の引数が必須になりました。設定ウィンドウの表示を抑制するには、Latent Semantic Analysis()に、Weighting()とCentering and Scaling()の引数を含むようテキストエクスプローラのスクリプトをアップデートする必要があります。Maximum Number of Terms()とMinimum Term Frequency()引数も設定ウィンドウを避けるのに必要です。
Maximum()とMinimum()は文字列のリストを処理しなくなりました。これまでも、Maximum()とMinimum()は文字列のリストを正しく処理できておらず、 リストの中の最後の文字列を戻していました。
JSLをWindowsとMacの両方で実行する場合は、Tree BoxのSet Node Select Scriptメッセージに特に注意する必要があります。選択された子ノードをもつ親ノードが折りたたまれている場合、その子ノードのスクリプトはWindowsでは呼ばれず、Macでは二度呼ばれることになります。