このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


Windows版のRにおいて、作成したグラフをグラフウィンドウに記録していくには、R Submit( )関数にて、次のRコードを実行してください。
windows.options( record = TRUE );
R Init();
X = {"Character", "JMP", "List"};
R Send( X );
R Submit( "class(X)" );
/* Rの出力は:
[1] "list"
*/
 
R Submit( "Y<-unlist(X)
     class(Y)" );
/* これでオブジェクトYは文字ベクトルとなった。Rの出力は:
[1] "character"
*/
 
R Term();
次の例では、Rにおいて、List()関数でリストを作成しています。リストでは、xとyという属性が要素に与えられています。このようなリストを、JMPで取得し、再度Rに戻した場合、属性が失われます。そのため、戻されたリストに対しては、「pts$x」といった指定によっては、要素にアクセスできなくなります。代わりに、「pts[[1]]」というように通し番号でアクセスしてください。
R Init();
R Submit("
	pts <- list(x=cars[,1], y=cars[,2])
	summary(pts)
");
 
JMP_pts = R Get( pts );
 
R Send( JMP_pts );
R Submit("
	Summary( JMP_pts )
");
R Term();