•
|
Fill Color()は塗りつぶし領域の色
|
•
|
Level Color()はカテゴリカルデータの色
|
•
|
Pen Color()は直線と点の色
|
•
|
Back Color()はテキストの背景色(グラフボックス内にテキストを描くの、消去したテキストを囲むボックスと同様)
|
•
|
Background Color()はグラフの背景色
|
•
|
Font Color()は追加テキストの色
|
塗りつぶしを行った場合、Fill ColorがPen Colorを上書きします。一部の描画パッケージのように両方を同時に使うことはできません。同時に使うには、一方は塗りつぶし、もう一方は塗りつぶさない2つの図形を描きます。色は1つの数値引数、引用符で囲んだ色の名前、RGB値などで指定できます。JMPが提供している標準の色は、番号0~15(0と15は黒)または名前(JMPに用意されている標準の色)で指定することができます。
Text Color( 0 );
New Window( "色",
Graph Box(
FrameSize( 640, 400 ),
Y Scale( -1, 17 ),
X Scale( -3, 12 ),
k = 0;
For( jj = 1, jj <= 12, jj += 2,
l = 15;
For( i = 0, i <= 15 & k < 85, i++,
thiscolor = Color To RGB( k );
Fill Color( k );
thisfill = 1;
If( thiscolor == {1, 1, 1},
Pen Color( 0 );
thisfill = 0;
,
Pen Color( k )
);
Rect( jj, l + .5, jj + .5, l, thisfill );
Text( {jj - 1, l}, "色", k );
k++;
l--;
);
);
jj = -2;
color = {"黒", "グレー", "白", "赤", "緑", "青", "オレンジ", "青緑",
"紫", "黄色", "シアン", "マゼンタ", "黄緑", "ブルーシアン", "赤紫", "黒"};
For(
i = 0;
l = 15;, i <= 15 & l >= 0,
i++;
l--;,
Text( {jj, l}, color[i + 1] )
);
) );
16以上の番号は、同じ色の並びを濃淡の違いで繰り返します。これをデモンストレーションするスクリプトは、「データテーブル」章の「色とマーカー」(403ページ)にあります。0~84の範囲外にある値は無効です。
Pen Color( {.38,.84,.67} ); // 緑がかった青
RGB Color()とColor to RGB()は、JMPの色番号とRGB(赤、緑、青)値との間の変換を行います。次の例は、JMPカラー3(赤)のRGB値を取得します。
Color to RGB( 3 );
win = New Window( "カラーホイール",
Graph(
Frame Size( 200, 200 ),
For( hue = 0, hue < 360, hue += 30,
y = 50 - 40 * Cos( hue * 2 * Pi() / 360 );
x = 50 + 40 * Sin( hue * 2 * Pi() / 360 );
Fill Color( HLS Color( hue / 360, 0.5, 1 ) );
Oval( x - 10, y - 10, x + 10, y + 10, 1 );
)
)
);
Heat Color()は、セルプロットやツリーマップなどで使用されている任意のカラーテーマにおける値に対し、該当するJMPの色番号を戻します。構文は次のとおりです。
Heat Color( n, <<"theme" )
themeメッセージはオプションで、デフォルト値は「青->グレー->赤」(Blue to Gray to Red)です。カスタムカラーテーマを含め、任意のカラーテーマを指定できます。次の例にあるように、匿名のカラーテーマを作成し、使用することもできます。
Heat Color( z, <<{"", {{1, 1, 0}, {0, 0, 1}} } );
Heat Color( z, <<{"", {blue, green, yellow} } );