このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


Run Program()は標準入力と標準出力を使用するプログラムを制御します。コマンドラインから実行できるプログラムは、stdin(標準入力)からコマンドを読み取り、stdout(標準出力)に出力を書き込みます。Windowsのコマンドプロンプトcmd.exeは、その一例です。Windowsのメモ帳などのGUIプログラムを起動することもできます。
Run Program(
	Executable( "cmd.exe" ),
	Options( {"/c", "TaskList\!n"} ),
	Read Function( "text" ) // すべてのテキストを戻す
);
図8.3 ログ出力
また、cmd.exeを使用せずにプロセス一覧を直接出力させ、データテーブルに読み込むこともできます。
blob = Run Program(
	Executable( "tasklist.exe" ),
	Read Function( "blob" )
);
 
Open(
	blob,
	Columns(
		Column( "Image Name", Character, "Nominal" ),
		Column(
			"PID",
			Numeric,
			"Continuous",
			Format( "最適", 10 )
		),
		Column( "Session Name", Character, "Nominal" ),
		Column(
			"Session#",
			Numeric,
			"Continuous",
			Format( "最適", 10 )
		),
		Column( "Mem Usage", Character, "Nominal" ),
		Omitted Column( .)
	),
	Import Settings(
		Fixed Column Widths( 26, 9, 17, 12, 12, 63 ),
		Labels( 1 ),
		Column Names Start( 2 ),
		Data Starts( 4 )
	)
);
図8.4 Imported Data from Run Program()
詳細については、『スクリプト構文リファレンス』の「JSL関数」章を参照してください。
メモ: Run Program()を使用してGUIプログラムを起動すると、そのプログラムを終了するまでJMPには制御が戻りません。