日付と時間関数

基準日（1904/01/01の午前零時）からの秒数、または任意の日付時間演算子

指定された日付（date）を文字列に変換する。

Date Difference(datetime1, datetime2, "interval_name", <"alignment">)

Abbrev Date( 29Feb2004 );

『スクリプトガイド』の「データタイプ」章

数値または式xの日付型の形式を戻す。戻り値は、テキストウィンドウに送られたときに、日付または期間として表示されるようになります。1年以上を示す値は日付として戻されます。1年未満を示す値は期間として戻されます。

『スクリプトガイド』の「データタイプ」章

（オプション）文字列。指定できるパラメータは次のとおりです。

2つの日付時間値の差を、指定された単位で戻す。

期間を示す引用符付き文字列。"Month"、"Day"、"Hour"など。

alignment

–

"start"は、2つの日付時間値の間隔内で、指定した期間が何度始まったかを数えます。

–

"actual"は、2つの日付時間値の間隔内に期間全体がいくつ含まれていたかを数えます。

–

"fractional"は、2つの日付時間値の間隔内の期間の数を、"Year"、"Quarter"、"Month"の長さの平均値を使って小数部まで計算します。

Date DMY(day, month, year)

引数から日付値を生成する。

1904年1月1日午前0時から指定の日付までの秒数

数値、日付、1～31。エラーのチェックは行われません。たとえば、2月31日も入力されてしまうので注意が必要

day

Date Increment(datetime, "interval_name", <increment>, <"alignment">)

（オプション）間隔数を指定する数値。デフォルト値は1です。

開始の日付時間値に、指定された期間を加算する。

期間を示す引用符付き文字列。"Year"、"Quarter"、"Month"、"Week"、"Day"、"Hour"、"Minute"、"Second"がサポートされています。

increment

alignment

（オプション）文字列。指定できるパラメータは次のとおりです。

–

"start"は、指定した日付時間値からintervalで指定した単位より小さな部分を切り捨てます。たとえば、時間を切り捨てて、日付を出力します。"start"がデフォルト値です。

–

"actual"は、指定した日付時間値を切り捨てることなく加算を行います。

–

"fractional"は、日付時間値の間隔数を、"Year"、"Quarter"、"Month"の長さの平均値を使って小数部まで計算します。

Date MDY(month, day, year)

引数から日付値を生成する。

1904年1月1日午前0時から指定の日付までの秒数

数値、日付、1～31。エラーのチェックは行われません。たとえば、2月31日も入力されてしまうので注意が必要

日付時間値（datetime）の日付の値を戻す。

指定した日付（date）がその月の何日であるかを表す整数値を戻す。

d1 = Date DMY( 12, 2, 2003 );

3127852800

Day( 3127852800 );

Day( d1 );

Day Of Week(datetime)

日付時間値（datetime）の曜日の値を戻す。

指定の日付（date）が何曜日であるかを表す整数値を戻す。

Day Of Year(datetime)

日付時間値（datetime）の日付が、1年のうちで何日目かを戻す。

指定された日付が、その年の何日目であるかを表す整数値を戻す。

Format(x, width|<width, decimal places>, <"Use thousands separator">)

Format(x, "Best", <width>, <"Use thousands separator">)

Format(x, ("Fixed Dec"|"Percent"), width|<width, decimal places>, <"Use thousands separator">)

Format(x, "Pvalue", <width>)

Format(x, ("Scientific"|"Engineering"|"Engineering SI"), <width>|<width, decimal places>)

Format(x,"Precision", width|<width, decimal places>, <"Use thousands separator">, <"Keep trailing zeroes">, <"Keep all whole digits">)

Format(x, "Currency", <"currency code">, <width>|<width, decimal places>, <"Use thousands separator">, < <<Use Locale(0|1) >)

Format(x, "datetime", <width>)

Format(x, "Custom", Formula(), <width>)

xの値を、後続の引数で指定された形式（"format"）に変換する。

数値を指定された形式のテキストとして戻す。

引数の詳細については、『JMPの使用法』の「列情報ウィンドウ」章を参照してください。引数は、データテーブルの「列情報」ウィンドウにも表示されます。

Format( x, 10, 2, "Use thousands separator");

Format( x, "Currency", "EUR", 20, <<Use Locale(0)); // ignores computer locale

Format( x, "m/d/y", 10 );

Format( x, "Precision", 10, 2, "Keep trailing zeroes", "Keep all whole digits" );

Format( x, "Latitude DDD", "PUNDIR"); // "PUN" for punctuation, "DIR" for direction, PUNDIR for both

Format( x, "Custom", Formula( Abs( value ) ), 15 );

小数桁数（decimal place）を指定する場合は、その前に必ず全体の桁数（width）を指定しなければなりません。

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通貨の形式の詳細については、『スクリプトガイド』の「データタイプ」章を参照してください。

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Format Date(x, "datetime", <width>)

xの値を、第2引数で指定した形式（"format"）に変換する。選択できる形式は、データテーブルの列プロパティに表示されます。

数値を指定された形式で戻す。

引数の詳細については、『JMPの使用法』の「列情報ウィンドウ」章を参照してください。

Format Date( Today(), "yyyQq" );

Hour(datetime, <12|24>)

日付時間値（datetime）の時間の値を戻す。

指定された日付時間値（datetime）が、24時間もしくは12時間のうちで何時間目になっているかを、整数で戻す

形式を、12時間形式にする（午前および午後における時間）。デフォルト値は24時間形式です。

12|24

HP Time()

高精度の時間値（マイクロ秒単位）を戻す。この関数は、別のHP Time（）値との比較で役立ちます。時間値は、JMPセッションの開始から経過したマイクロ秒数を表します。

これより精度の低い時間値については、Tick Seconds()を使用します。

In Days(n)

Informat(string, "format")

日数nを秒数に変換して戻す。秒数をIn Days(1)で割ると、日数に変換できます。

Parse Date(string, "format")

指定された形式（"format"）で文字列（string）を解析し、日付／時間の値を戻す。As Date()と同様に、日付を"ddMonyyyy"形式で戻します。

Informat( "07152000", "MMDDYYYY" );

15Jul2000

形式のオプションを確認するには、データテーブルで「列情報」ウィンドウを開き、「表示形式」として日付または時間の項目を選択し、「入力形式」のリストを開きます。

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その他の例については、『スクリプトガイド』の「データタイプ」章を参照してください。

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第 “As Date(x)”を参照してください。

In Hours(n)

時間数nを秒数に変換して戻す。秒数をIn Hours(1)で割ると、時間数に変換できます。

In Minutes(n)

分数nを秒数に変換して戻す。秒数をIn Minutes(1)で割ると、分数に変換できます。

In Weeks(n)

週数nを秒数に変換して戻す。秒数をIn Weeks(1)で割ると、週数に変換できます。

In Years(n)

年数nを秒数に変換して戻す。秒数をIn Years(1)で割ると、年数に変換できます。

Long Date(date)

与えられた日付（date）から、"2004年02月29日日曜日"や"2011年11月9日水曜日"のような、OSで指定されているロケールの日付表示を戻す。

MDYHMS(date)

与えられた日付（date）から"2/29/04 00:02:20"のような形式の日付表示を戻す。

Minute(datetime)

日付時間値（datetime）の分の値（0～59）を戻す。

指定した日付時間値（datetime）の分を表す整数値

Month(date)

指定した日付（date）の月を数値で戻す。

Parse Date()

第 “Informat(string, "format")”を参照してください。

Quarter(datetime)

日付時間値（datetime）の四半期の値（1～4）を戻す。

Second(datetime)

日付時間値（datetime）の秒の値を戻す。

指定した日付時間値（datetime）の秒を表す整数値

Short Date(date)

与えられた日付（date）をmm/dd/yyの形式で戻す。たとえば、2004年2月29日は"02/29/2004"となります。

Tick Seconds()

スクリプトの実行にかかった時間を60分の1秒まで計測する。

これより高精度の時間値については（マイクロ秒など）、HP Time()関数を使用します。

Time Of Day(datetime)

指定された日時（datetime）がその日の何秒目かを整数値で戻す。

Today()

1904年1月1日午前0時から現在の日時までの秒数を戻す。引数はとりませんが、括弧は必要です。

Week Of Year(date, <rule_n>)

指定された日時（date）がその年の何週目であるかを戻す。1年の第1週がいつ始まるかを決めるルール（rule）は3つあります。

–

ルール1（rule_1、デフォルト）では、1週間は日曜日に始まり、1年の初めの日曜日は第2週の始まりとみなされます。そのため、第1週に該当する日数は6日以下になり、0の場合もあります。

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ルール2（rule_2）では、第1日曜日が第1週の始まりとなります。日曜日より前の曜日は第0週とみなされます。

–

ルール3（rule_3）では、ISO-8601準拠の週番号が返されます。1週間は月曜日から始まります。1年の第1週は、1月4日を含む週とされます。1年の最初または最後の3日間は直近の年の週番号となる場合があります。

Year(date)