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(「横長」または「疎」の推定法では表示されません。)[相関係数行列から][共分散行列から]、または[原点周りの積和行列から]主成分を作成できます。
赤い三角ボタンのメニューから[Bartlettの検定]オプションを選択した場合、各固定値に対する仮説検定(Bartlettの検定)が行われます(Jackson, 2003)。
図4.5 固有値
図4.6 Bartlettの検定
[相関係数行列から]オプションを選んだ場合、i番目の負荷量の列は、i番目の固有ベクトルにi番目の固有値の平方根を掛けたものとなります。i,j番目の負荷量は、i番目の変数とj番目の主成分との相関になっています。
[共分散行列から]オプションを選んだ場合、第i列、第j行の負荷量は、i番目の固有ベクトルにi番目の固有値の平方根を掛けて、j番目の変数の標準偏差で割ったものとなります。 i,j番目の負荷量は、i番目の変数とj番目の主成分との相関になっています。
[原点周りの積和行列]オプションを選んだ場合、第i列、第j行の負荷量は、i番目の固有ベクトルにi番目の固有値の平方根を掛けて、j番目の変数の平均積和で割ったものとなります。 ここで言う「j番目の変数の平均積和」とは、積和行列のj番目の対角要素を行数で割った値です(X’X/n)。
メモ: 積和行列を分析対象とする場合、i,j番目の負荷量はi番目の変数とj番目の主成分の間の相関ではありません。
図4.7 濃淡表示の負荷量行列
図4.8 バイプロット
図4.9 散布図行列
図4.10 三次元スコアプロット
このプロットでは、変数が中心からの矢印で描かれます。この矢印は、バイプロット線といい、主成分の空間上に元の変数の向きを近似的に描いています。変数が2つまたは3つしかない場合、バイプロット線は、近似ではなく、元の変数の正確な向きを表します。これらのバイプロット線は、主成分負荷量を表しています。
「外れ値分析」レポートを表示または非表示にします。この分析により、T2や各行の寄与に関する統計量に基づき、外れ値を検出できます。詳細については、第 “外れ値分析”を参照してください。
変数のクラスタリング
[相関係数行列から]オプションを選んだ場合、i番目の主成分スコアは、i番目の固有ベクトルを係数にして求められた、中心化かつ尺度化されたデータの線形結合です。
[共分散行列から]オプションを選んだ場合、i番目の主成分は、i番目の固有ベクトルを係数にして求められた、中心化されたデータの線形結合です。
[原点周りの積和行列から]オプションを選んだ場合、i番目の主成分は、ith番目の固有ベクトルを係数にして求められた、生データの線形結合です。
成分計算式の発行
DModXの計算式を発行
以下のオプションについて詳しくは、『JMPの使用法』の「JMPのレポート」章を参照してください。