各[X, 工程]変数の各水準における歩留まりに関する要約統計量の表を表示します。各水準に対する要約統計量は、操作回数(度数)と、歩留まりの平均・標準誤差・標準偏差です。デフォルトでは、この要約統計量の表は、歩留まりの平均によって昇順で並べ替えられています。
歩留まりが最も低くなっている上位50水準の水準ごとに、歩留まりが低くなっている期間を探し出し、その要約統計量の表を表示します。この計算では歩留まりが最も低くなっている水準の上位50水準ごとに、時間でフィルタリングします。そして、時間平均歩留まりが最小化となるような期間を探し出します。この期間には、その水準における測定値数の少なくとも25%が含まれている必要があります。各水準に提供される要約統計量は、探し出された期間での測定値数(度数)、探し出された期間での平均収率、各工程の最も早い時点と最も時点(最初の時点と最後の時点 )、探し出された期間の長さ、その期間の開始時点と終了時点(開始時点と終了時点)です。
ステップワイズ回帰の[X, 工程]変数として、通常の度数を用いるか、またはLog(度数 + 1)を用いるかを指定します。[Log(度数 + 1)]オプションを選択した場合、度数の多いデータが結果に与える影響が小さくなります。[なし]オプションを選択した場合、度数の増加による結果への影響は線形になります。
図22.4 「ステップワイズ回帰」ウィンドウ