「Bottle Tops.jmp」サンプルデータは、ボトルキャップの製造工程をシミュレートしたデータです。「標本」は各ボトルの標本ID番号です。「適合」は、ボトルのキャップが設計基準を満たしているかどうかを示します。「フェーズ」列では、工程を調整する前の期間を第1フェーズ、 工程を調整した後の期間を第2フェーズとしています。工程の変更に関する注釈も記録されています。
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[分析]>[品質と工程]>[管理図ビルダー]を選択します。
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「標本」を「サブグループ」ゾーンにドラッグします。
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「適合」を「Y」ゾーンにドラッグします。
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図3.18 NP管理図
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「フェーズ」を「フェーズ」ゾーンにドラッグします。
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図3.19 フェーズがあるNP管理図
[フェーズ]変数の指定により、フェーズ2の管理限界はフェーズ2のデータのみを使用して求められたものになります。フェーズ2ではいずれの点も管理限界内に収まっています。このことから、製造機の調整後、工程は管理状態にあると結論することができます。