JMP 14.2オンラインマニュアル
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品質と工程
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CUSUM(累積和)管理図
• 「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームの概要
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「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームの概要
表形式のCUSUM管理図(tabular CUSUM chart)は、2つの片側管理図が重ねて描かれています。この片側管理図では、工程が管理限界外となっているかどうかを判断するための決定限界が引かれ、また、シフトが発生したと思われる時点に縦線が引かれます。「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームを使用するには、重要だと考えられる平均の最小変化を決めておく必要があります。標準偏差の単位または元データの単位で、CUSUM管理図を描くことができます。表形式のCUSUM管理図の詳細は、Woodall and Adams(
1998
)およびMontgomery(
2013
)を参照してください。
CUSUM管理図には、Vマスクの形式もあります。Vマスク形式のCUSUM管理図を作成するには、
「VマスクCUSUM管理図」
章(131ページ)
を参照してください。
メモ:
「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームで求められた要約結果は、Vマスク形式のCUSUM管理図とは異なっています。Vマスク形式のCUSUM管理図は、上側および下側オプションが選択された「CUSUM(累積和)管理図」とは一致しません。ただし、[管理図]> [CUSUM(累積和)]で呼び出されるプラットフォームでは、片側のCUSUM管理図も作成できます。その片側の結果は、「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームのものと一致します。