JMP 14.2オンラインマニュアル
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このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは
https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2
からご覧いただけます。
品質と工程
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CUSUM(累積和)管理図
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「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームのレポート
• 設定パネル
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設定パネル
「設定パネル」レポートには、管理図のパラメータの現在値が含まれています。現在値は、テキストボックスに表示されており、これらの値は別の数値に変更できます。また、[上側]と[下側]のチェックボックスがあります。起動ウィンドウで[データ単位]オプションを指定した場合、この設定はチェックボックス下の設定パネルに表示されます。
「設定パネル」レポートに表示されるオプションは次のとおりです。
目標値
既知である平均値。これは、管理図の中心線の値です。デフォルトでは、このパラメータはY列の全体平均に設定されます。
Sigma
既知である標準偏差の値。デフォルトでは、このパラメータはY列の移動範囲の平均に設定されます。X変数がある場合には、Sigmaは要約データの移動範囲の平均に設定されます。
開始値
先頭の標本より前における累積和の値。ゼロでない値で累積和を開始すると、管理図の先頭付近でのCUSUM管理図の感度が高くなります。このパラメータは、高速初期応答(FIR: Fast Initial Response)とも呼ばれています。デフォルトでは、このパラメータは0に設定されています。
hまたはH
決定限界を定義するパラメータの値。起動ウィンドウで[データ単位]オプションが選択されていない場合、これはhパラメータです。起動ウィンドウで[データ単位]オプションが選択されている場合、これはHパラメータです。H = h × σです。デフォルトでは、h = 5で、H = 5 ×σです。
kまたはK
平均の検出したい最小変化を定義するパラメータの値。起動ウィンドウで[データ単位]オプションが選択されていない場合、これはkパラメータです。起動ウィンドウで[データ単位]オプションが選択されている場合、これはKパラメータです。K = k × σです。デフォルトでは、k = 0.5で、K = σ/2です。
上側
正の累積和対する情報の表示/非表示を切り替えます。これらの値は、
C
+
値です。
下側
負の累積和に関する情報の表示/非表示を切り替えます。これらの値は、
C
-
値です。
データ単位の使用
起動ウィンドウで[データ単位]オプションが選択した場合には、この注意書きが表示されます。この場合、CUSUM管理図の値は中心化はされていますが標準化されていないことを示しています。