「Clips1.jmp」サンプルデータの分析対象は、製造された金属製クリップの取っ手の間隔です。工程における平均間隔の変化を監視するために、毎日5つのクリップを選んでサブグループとし、 移動平均の範囲を3に設定してUWMA管理図を作成します。
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[分析]>[品質と工程]>[管理図]>[UWMA]を選択します。
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「取っ手の間隔」を選択し、[工程]をクリックします。
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「サンプル」を選択し、[標本ラベル]をクリックします。
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[移動平均の範囲]を「3」に変更します。
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[OK]をクリックします。
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この結果が、「Clips1」データのUWMA管理図のグラフです。第1日の点は、最初のサブグループ標本、つまり第1日に取った5つの値の平均です。第2日の点は、第1日と第2日のサブグループ平均を合わせて計算した平均を表します。第2日以降の点は、その日と前2日間のサブグループ平均を合わせた平均です。
取っ手の間隔の平均値には減少傾向が見られますが、3σ管理限界の外まで落ち込んだ点はありません。
図4.25 「Clips1」データのUWMA管理図