学生の身長を記録したデータテーブルがあるとしましょう。この身長のデータテーブルを最近の計測値で更新した新しいテーブルが届きました。新しいデータテーブルをスクロールして、身長が伸びたのはどの生徒かを確認し、新しい値をコピーしていちいち元のテーブルに貼り付けるのは面倒です。[更新]コマンドを使用すれば、元のデータテーブルを身長の新しい計測値で簡単に更新できます。
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「Big Class.jmp」テーブルには元のデータ、「New Heights.jmp」テーブルには更新後のデータが含まれています。
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「Big Class.jmp」テーブルから、[テーブル]>[更新]を選択します。
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「'Big Class'の更新に使うテーブル」ボックスで、「New Heights」データを選択します。
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[対応する列]を選択します。
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[対応]をクリックします。
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この操作により、「名前」は対応する値の列として使われます。この例において、「名前」は各行に固有な値を持つ列です。
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[OK]をクリックします。
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図6.42 更新された「Big Class.jmp」テーブル
更新後のテーブルの身長の値は、元のテーブルの値と一致していません。値は「New Heights.jmp」テーブルの新しい値で更新されています。