式は、同じ行であっても異なる行であっても、セミコロンを使って分離できます。JMPは、それらの式を順番に評価し、最後の結果を戻します。ここに、まずaを2に設定し、続いてbに3を設定する式があります。
a = 2;
b = 3;
セミコロンは2つの式を結合し、最後の式の値を戻します。つまり、x = (a = 2; b = 3)の場合、xの値は3です。
Glue()関数は最後の式の結果を戻します。この関数を使うと、セミコロンを使ったときと同じ結果になります。次の式は、どちらも3を戻します。
Glue( a = 2, b = 3 );
a = 2; b = 3;
First()関数も、各引数を順々に評価しますが、最初の式の結果を戻します。次の式は2を戻します。
First( a = 2, b = 3);
次のスクリプト内のFirst()は何を戻すでしょうか。
x = 1000;
First( x, x = 2000 );
First()関数はxの値(1000)を戻します。その後、xに2000が割り当てられます。