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公開日: 04/01/2021

後方参照とキャプチャするグループ

正規表現は、括弧でグループ分けしたパターン(キャプチャするグループ)で構成される場合があります。([a-zA-Z])\s([0-9])では、([a-zA-Z])が1つ目のグループで、([0-9])が2つ目のグループです。

キャプチャするグループによってマッチしたパターンを置換するには、後方参照を使います。Perlでは、これらのグループを$1$2$3といった特殊変数で表します。($1は最初の括弧グループでマッチされたテキストを示します。)JMPでは、バックスラッシュの後にグループ番号をつけます(\1\2\3)。

次の例は、置換するテキストを示す第3引数と後方参照を含んでいます。

Regex(
	"   Are you there, Alice?, asked Jerry.", // ソース
	" (here|there).+ (\w+).+(said|asked) (\w+)\.", // 正規表現
"  I am \1, \4, replied \2." ); // 体裁を指定する引数

" I am there, Jerry, replied Alice."

" I am \1,

「I am」というテキスト、スペース、そして最初にマッチしたパターン、「there」を作成します。

\4,

4つ目にマッチしたパターン(\w+)の「Jerry」というテキストを作成します。

replied \2."

「replied」というテキストとスペースを作成します。2番目にマッチしたパターン(\w+)の「Alice.」が続きます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).