JMPの比較演算子、範囲チェック演算子、および論理演算子は、行列に対しても使えます。要素にブール値を持つ行列が結果として戻されます。整合する行列を比較できます。
A < B; // より小さい
A <= B; // 以下
A > B; // より大きい
A >= B; // 以上
A == B; // 等しい
A != B; // 等しくない
A < B < C; // 連続的な比較(範囲チェック)
A | B; // 論理和 OR
A & B; // 論理積 AND
( A & !B ) | ( !A & B ); // 排他的 OR
!( A & B ) & ( A | B ); // 排他的 OR
Any()やAll()の関数を使用すると、行列の比較結果を要約できます。Any()は、0以外の要素が1つでもあれば1を戻します。All()は、要素がすべてを含む()0以外のときに1を戻します。
[2 2] == [1 2]; // 結果は[0 1]なので
All( [2 2] == [1 2] ); // 結果は0
Any( [2 2] == [1 2] ); // 結果は1
Min()とMax()は、引数として与えられた行列について、それぞれ、要素の最小値と最大値を戻します。
A = [1 2 3, 4 5 6, 7 8 9, 10 11 12];
B = [0 1 2, 2 1 0, 0 1 1, 2 0 0];
Min( A ); // 結果は1
Max( A ); // 結果は12
Min( A, B ); // 結果は0