判別結果の一部が、データに存在しているグループには属さずに、別のグループに属すると考えられる場合には、このオプションを使用してください。このオプションを選択すると、追加する水準の事前確率を指定するためのウィンドウが表示されます。
追加された新しいグループに属する確率のほうが高いと考えられるデータ行が、その新しいグループに割り当てられます。この新しいグループは、「その他」と呼ばれます。「その他」グループに属する確率は、「データはグループごとに分かれていない」と仮定したときの分布から求められます。この分布は、データ全体の共分散行列をもつ正規分布であり、広い領域に広がった分布です。なお、指定した事前確率によって、距離の計算は調整されます。