独自のグラフを作成したい場合には、New Window()コマンドのGraph Box()コマンド内にグラフィックスクリプトを記述します。
New Window("title", <arguments>, Graph Box( named arguments,..., script));
以下の引数は、Graph Box()の名前付き引数です。
Frame Size( horizontal, vertical ), // ピクセル単位のフレームサイズ
X Scale( xmin, xmax ), Y Scale( ymin, ymax ), // x、y軸の範囲
X Name( "x" ), Y Name( "y" ), // x、y軸の名前
Suppress Axes // 軸を除く
たとえば、Graph Box()は、次の例にあるような名前付き引数を受け入れ、背景の赤いグラフを作成します。
win = New Window( "名前付き引数",
Graph Box(
Frame Size( 300, 300 ), // Graph Boxを作成
X Scale( 0, 190 ), // x軸の範囲を設定
Y Scale( 0, 190), // y軸の範囲を設定
X Name( "身長(インチ)" ),
Y Name( "体重(ポンド)" ),
<<Background Color( "Red" ) // 背景色を設定
)
);
図12.7 グラフの作成
名前付き引数の代わりに、<<演算子を使ってGraph Boxにコマンドを送ることもできます。次の例も背景の赤いグラフを作成しています。
win = New Window( "メッセージ",
Graph Box(
<<Frame Size( 300, 300 ),
<<XAxis( 0, 190 ),
<<YAxis( 0, 190 ),
<<Background Color( "Red" )
)
);