Marker()は、第1引数で指定されたタイプ(1~20)のマーカーを、第2引数で指定された座標点に描きます。Marker Size()は、マーカーのサイズを0~6(ドット~XXXL)に設定します。マーカーを環境設定で指定されているサイズに設定するには、-1の値を使用します。
ymax = 20;
win = New Window( "マーカー",
Graph Box(
Frame Size( 300, 400 ),
X Scale( -2, ymax - 5 ),
Y Scale( -2, ymax + 3 ),
For( j = 1, j < 7, j++,
Marker Size( j );
For( i = 0, i < (ymax + 1), i++,
Marker( i, {j * 2, i} );
Text( {0, i}, i );
Text( {j * 2, ymax + 2}, j );
);
)
)
);
図12.13 マーカーを描く
マーカータイプの引数の前後、またはその代わりに、行の属性を引数として指定することもできます。Combine States()を使うと、Marker()に複数の行の属性を設定できます。以下に示す例を、上記のスクリプトの中で試してみてください。
Marker( i, Color State( i ), {j * 2, i} );
Marker( Color State( i ), i, {j * 2, i} );
Marker(
Combine States( Color State( i ), Marker State( i ), Hidden State( i ) ),
{j * 2, i}
);
Line()とArrow()では、点をx座標とy座標の行列で指定することもできます。