公開日: 04/01/2021

変化点を検出する例

[変化点の検出]を使用して、データのどこでシフトが生じているかを判断できます。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Gravel.jmp」を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[管理図]>[多変量管理図]を選択します。

3. 「大」「中」を選択し、[Y, 列]をクリックします。

4. [OK]をクリックします。

5. 「多変量管理図」の横にある赤い三角ボタンをクリックし、[変化点の検出]を選択します。

図K.11 「Gravel.jmp」の「変化点の検出」プロット 

Image shown here

ヒント: データによっては、軸をドラッグしないと、2つのグループの確率楕円を確認できない場合があります。

「変化点の検出」プロットで、1.0を超える値は、データにシフトが生じた可能性を示唆します。24行目で変化点が検出されており、これは、その直後にシフトが生じていることが示唆されています。両グループの95%の確率楕円を比べたときにサイズ、形状、向きが似ていることから、両グループの標本共分散行列は似ていることがわかります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).