Show()、Print()、およびWrite()は、ログウインドウにメッセージを表示します。Speak()、Caption()、Beep()、およびStatusMsg()は、ユーザに情報を与える方法を提供します。Mail()では、プロセス管理者に警告の電子メールを送ることができます。
JMPのスクリプト言語を使うと、ユーザにデータ列の選択やその他の情報入力を促すためのダイアログボックスを作成できます。詳細については、モーダルウィンドウを参照してください。
ヒント: Show()、Print()、Write()の出力でロケール特有の数値の表示形式を使用するには、<<Use Locale(1)オプションを含めます。
Show()は、指定の項目をログに表示します。変数を表示させる場合、結果のメッセージは、変数名、等号、および変数の現在の値となります。
X = 1;
A = "Hello, World";
Show( X, A, "foo" );
x = 1
A = "Hello, World";
"foo"
Print()は、指定のメッセージをログに送ります。Print()は、変数名と等号なしで変数の値だけを表示する点を除けば、Show()と同じです。
X = 1;
A = "Hello, World";
Print( X, A, "foo" );
1
"Hello, World"
"foo"
Write()は、指定のメッセージをログに送ります。Write()とPrint()の違いは、Write()では文字列の両側の引用符が省略されることと、改行させるにはエスケープシーケンスの\!Nを挿入する必要があるという点です。
myText = "メッセージがあります。";
Write( "メッセージがあります。" );
メッセージがあります。
Write( myText || " ミルクを買うのを忘れないで。" ); // 連結するには||を使用
Write( "\!Nそれからパンも。" ); // 改行するには\!Nを使用
メッセージがあります。ミルクを買うのを忘れないで。
それからパンも。
シーケンス\!Nは、ホスト環境に応じた復帰文字および改行文字を挿入します。3つの改行エスケープシーケンスについては、二重引用符を参照してください。