データにおける欠測値を補完するには、「多変量」の赤い三角ボタンをクリックし、[欠測データの補完]を選択します。新しいデータテーブルが作成されます。このデータテーブルは、元のデータテーブルにおける欠測値を推定値に置き換えたものです。
各行の非欠測値から計算された条件付き期待値によって、欠測値は補完されます。起動ウィンドウで指定した推定方法によって平均ベクトルと共分散行列が推定され、それによって条件付き期待値が算出されます。欠測値が補完されたデータセットを用いれば、あらゆる種類の多変量検定や多変量分析を実行できます。