公開日: 04/01/2021

K分割交差検証

K分割交差検証では、データがK個に分割されます。その1つの部分が検証セットとして、残りの部分が学習セットとして扱われます。

R2乗値による交差検証法は、何も制約がない場合、オーバーフィットしがちです。この傾向に対処するために、交差検証R2乗の増加量が少なくなった時点で処理を停止します。具体的には、現時点から10個のモデルにおいていずれのモデルも交差検証R2乗値の増加量が0.005より大きくなっていないものが選択されます。

[K分割交差検証]オプションを選択すると、レポートが表示されます。このレポートの結果は、ディシジョンツリーを分割するたびに更新されます。または、[実行]をクリックすると、アウトラインに最終的なモデルの結果が表示されます。

K分割交差検証のレポート

K分割交差検証のレポートには次の情報が表示されます。

K分割

分割数。

(-2)*対数尤度またはSSE

応答変数がカテゴリカルである場合は、(-1)*対数尤度の2倍、つまり(-2)*対数尤度が計算されます。応答変数が連続尺度である場合は、誤差平方和(SSE)が計算されます。最初の行には、各分割にわたって平均化された結果が表示されます。2行目には、すべてのオブザベーションに対する1つのモデルのあてはまりの結果が表示されます。

R2乗

最初の行には、各分割にわたって平均化されたR2乗値が表示されます。2行目には、すべてのオブザベーションに対する1つのモデルのあてはまりのR2乗値が表示されます。

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