「モデルに基づく多変量管理図(MDMVCC;Model Driven Multivariate Control Chart)」プラットフォームを起動するには、[分析]>[品質と工程]>[モデルに基づく多変量管理図]を選択します。
図L.6 「モデルに基づく多変量管理図」起動ウィンドウ
「列の選択」の赤い三角ボタンメニューのオプションの詳細については、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォーム起動ウィンドウには、以下のオプションがあります。
工程
工程列を割り当てます。データ形式を参照してください。
時点ID
各データ行を識別するための列を割り当てます。[時点ID]に列が割り当てられていない場合は、観測値は行番号により識別されます。[時点ID]の列が時点である場合、各データ行はその時点により識別されます。時点でない場合は、各データ行が[時点ID]列の数値により識別されます。
By
By変数の水準ごとに個別のレポートが作成されます。複数のBy変数を割り当てた場合、それらのBy変数の組み合わせごとに個別のレポートが作成されます。
履歴データの最終行の行番号
どこで履歴データが終了するかを示す行番号を指定します。この指定により、履歴データに基づいて管理図の限界が計算されます。履歴データと現在のデータの両方が、管理図上にプロットされます。履歴データは「フェーズI」データ、現在のデータは「フェーズII」データとも呼ばれます。