確率楕円体は、すべての点のうち指定の割合だけを囲む三次元の楕円を指します。楕円体は、点にあてはめた多変量正規分布の等高線から計算されます。楕円体は、グラフ上の変数の平均、標準偏差、相関の関数です。多変量正規分布の詳細については、『多変量分析』を参照してください。
楕円体を追加する際に、次の2つの値を設定できます。
• 「累積確率」は、データ点のうち、どれだけを楕円体に含めるかを示す割合です。値が大きければ大きいほど、楕円体が大きくなります。
• 「透明度」は、楕円体の表面の透明度を示す値です。大きい値を指定すると、楕円体が不透明になります。
楕円体の追加後も、赤い三角ボタンのオプションから累積確率および透明度を指定することができます。
三次元散布図に確率楕円体を追加するときは、楕円体をデータ全体に対して作成するか、特定のデータグループに対して作成するかを指定します。データグループごとの楕円体は、色で区別できるようになっています。
確率楕円体の表示/非表示を切り替えるには、赤い三角ボタンをクリックし、開いたメニューにある[確率楕円体]をクリックします。