この例では、「Nor.jmp」データテーブルを使い、「X」を説明変数、「Y」を応答変数に指定します。まず、「X」と「Y」の関係を調べ、「モデルのあてはめ」プラットフォームの[一般化線形モデル]手法でどのリンク関数を使うのが適切かを特定します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Nor.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選びます。
3. 「Y」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「X」を選択し、[X, 説明変数]をクリックしてから[OK]をクリックします。
図12.8 「Nor.jmp」サンプルデータの二変量の関係
YとXの関係が非線形であり、分散がほぼ一定であることがわかります。そこで、正規分布と対数リンク関数を使ってモデルをあてはめることにします。式は、log(mi) = xi'b、つまり、mi = exp(xi'b) です。
5. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。
6. 「手法」リストで[一般化線形モデル]を選択します。
7. 「分布」リストで[正規]を選択します。
8. 「リンク関数」リストで[対数]を選択します。
9. 「Y」を選択し、[Y]をクリックします。
10. 「X」を選択し、[追加]をクリックします。
11. [実行]をクリックします。
図12.9 「Nor」のレポート