数は、整数や小数、Eの後ろに10のべき指数をつけた科学的表記、および日付時間値として表すことができます。ピリオド1つだけのものは欠測値です。
たとえば、次に挙げるものはすべて数です。
. 1 12 1.234 3E3 0.314159265E+1 1E-20
二重引用符に囲まれた1つまたは複数の文字は文字列となります。たとえば、次に挙げるものはすべて文字列です。
"Green" "Hello,\NWorld!" "54"
数が二重引用符に囲まれた場合は文字列で、数値ではないことに注意してください。数値を文字列に、または文字列を数値に変換するには、次の2つの関数を使用します。
• 文字列を数値に変換するにはNum()を使用します。
例:
Num( "54" );
54
注: Num()は数以外の文字を変換できないため、次のような場合には欠測値が戻されます。
Num( "Hello" );
.
• 数値を文字列に変換するにはChar()を使用します。
例:
Char( 54 );
"54"
Char( 3E3 )
"3000"
Num()またはChar()の出力で、ロケール固有の形式を保持するには、次の例のように<<Use Locale(1)オプションを含めます。
Char( 42, 5, 2, << Use Locale( 1 ) );
// フランスのロケールで実行した場合、"42,00"になる
文字列の中の文字を取り出すには、Substr()関数を使用します。次の例では、文字列内で文字「a」が検出され、メッセージがログに出力されます。
ch = Substr( "alphabetic", 1, 1 ); // 最初の文字で始まり、終わる
If( ch == "a",
Print( "最初の文字はaです。" )
);
"最初の文字はaです。"