この例では、サンプルデータの「Quality Control」フォルダにある「Diameter.jmp」を用います。このデータテーブルには、最初のプロトタイプ(フェーズ1)と2番目のプロトタイプ(フェーズ2)で計測した直径が日付と共に記録されています。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Diameter.jmp」を開きます。
2. [分析]>[品質と工程]>[旧機能の管理図]>[XBar]を選択します。
3. 「直径」を選択し、[工程]をクリックします。
4. 「日付」を選択し、[標本ラベル]をクリックします。
5. 「フェーズ」を選択し、[フェーズ]をクリックします。
6. [S(Std Dev:標準偏差)]と[XBar]を選択します。
7. [OK]をクリックします。
作成された管理図を見ると、フェーズごとに異なる管理限界が設定されています。
図M.30 フェーズを指定した管理図