「予測値と実測値のプロット」を見ると、モデルが有意なことがわかります。あてはまりの悪さを示す証拠はありません。
図4.10 完全モデルの「予測値と実測値のプロット」
「効果の要約」レポートを見ると、多くの効果が有意でないことがわかります。特に「X2*X3」は、p値が0.99563で有意度が最も低い効果となっています。次に「効果の要約」レポートを使い、モデルから効果を対話式に削除していってみましょう。
図4.11 「効果の要約」レポート
1. 「効果の要約」レポートで「X2*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。
モデルが更新されます。
「効果の要約」レポートのp値の列を見ると、「X1*X3」が有意でないことがわかります。
2. 「X1*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。
「X3*X3」のp値を見ると、この効果が有意でないことがわかります。
3. 「X3*X3」をクリックし、[削除]をクリックします。
4. 「X1*X2」をクリックし、[削除]をクリックします。
「X3」が有効でないことがわかります。この効果は高次の効果に含まれていないので、削除しても親子関係(階層関係)の原則に違反しません。効果の親子関係を参照してください。
5. 「X3」をクリックし、[削除]をクリックします。
図4.12 モデル縮小後の「効果の要約」レポート
残った効果は、すべて有意です。