JMPは2通りの方法で起動できます。
• JMPアイコンをダブルクリックします。このアイコンは、通常はデスクトップ上にあります。この場合、JMPが起動しますが、既存のJMPファイルは開きません。
• 既存のJMPファイルをダブルクリックします。JMPが起動し、該当するファイルが開きます。
Windows上でJMPを起動すると、「使い方ヒント」ウィンドウとホームウィンドウが表示されます。macOSでは、「使い方ヒント」ウィンドウ、「JMPスターター」、およびホームウィンドウが表示されます。
「JMPスターター」ウィンドウには、操作やプラットフォームがカテゴリ別に整理して表示されます。
図2.2 「JMPスターター」ウィンドウ
左側には、カテゴリの一覧が表示されます。カテゴリをクリックすると、そのカテゴリに関連する機能とコマンドが表示されます。「JMPスターター」には、JMP Proの機能やプラットフォームのリストも含まれています。
ホームウィンドウは、JMP内でファイルを整理したり、それらにアクセスしたりするのに便利です。
図2.3 Windows上のホームウィンドウ
Windowsでホームウィンドウを開くには、[表示]>[ホームウィンドウ]を選択します。macOSでは、[ウィンドウ]>[JMPホーム]を選択します。ホームウィンドウには、次の項目へのリンクが表示されます。
• 現在開いているデータテーブルとレポートウィンドウ
• 最近開いたファイル
ホームウィンドウの詳細については、『『JMPの使用法』』のJMPファイルと開いているウィンドウの管理を参照してください。
JMPのほぼすべてのウィンドウには、メニューバーとツールバーがあります。JMPの機能の大半は次の3つの方法で使用できます。
• メニューバーの使用
• ツールバーのボタンの使用
• 「JMPスターター」ウィンドウのボタンの使用
メニューとツールバーは、多くのウィンドウで非表示になっています。これらを表示するには、ウィンドウのタイトルバーのすぐ下の青いバーの上にマウスのポインタを置きます。なお、「JMPスターター」ウィンドウ、ホームウィンドウ、およびすべてのデータテーブルでは、メニューは常に表示されています。