Step()は、2点間の線形補間ではなく、階段関数(ステップ関数)によりxに対応するyを求めることを除けば、Interpolate()関数と同じです。離散型のy値にはStep()を使用してください(この場合、y値に対応するx値はy1またはy2のみとなります)。ただし、y値に対応するx値がy1とy2の間である場合は、Interpolate()を使用します。
Interpolateと同様、データ点はリストで指定します。
Step( x, x1, y1, x2, y2, ... );
また、x値とy値が含まれた行列として指定することもできます。
Step( x, xmatrix, ymatrix );
たとえば、$25、$50、$75、$100の購入額に対する割引率をまとめたデータテーブルがあるとします。購入額$35のときの割引額を示すグラフを作成したいのですが、データテーブルには記入されていません。次の例は、まず評価したい値である35を示し、次に購入額$25~$100の行列を示しています。
Step( 35, [25 50 75 100], [5 10 15 25] );
この式は、次の値を戻します。
5
割引率がスライド制であるなら(この場合は、5と10の間)、Interpolate()を使用します。
Interpolate( 35, [25 50 75 100], [5 10 15 25] );
この式は、次の値を戻します。
7
Interpolate()と同じく、各点は正の傾きをなすように並べる必要があります。