「破壊劣化」レポートには、あてはめた各モデルの結果が含まれます。モデルをあてはめると、「モデルリスト」にそのモデルの行が追加されます。
注: すべてのモデルは最尤法によって推定されます。
図8.14 モデルリストとモデルのアウトライン
「モデルリスト」における先頭の4列には、プロット横で選択したオプションに関する情報が表示されています。また、(-1)*対数尤度・AICc・BICは、モデルを比較するための統計量です。これらの統計量については、『基本的な回帰モデル』を参照してください。
これらの「モデルリスト」に表示されている3つの統計量は、「観測値の個数」(標本サイズ)が同じである限り、異なるモデルで比較できます。そうでない場合は、異なるデータが使用されているので注意が必要です。この「観測値の個数」は、確率分布や変数変換によって少なくなることがあります。たとえば、対数-位置-尺度型の分布を選択した場合、正でないY値が計算から除外されます。また、対数変換(Log)や平方根変換(Sqrt)も、正でないY値を計算から除外します。
「モデルリスト」表の各行には、次のオプションを含む赤い三角ボタンのメニューがあります。
スクロール
レポートウィンドウをスクロールして、対応するモデルのアウトラインを表示します。
削除
「モデルリスト」からモデルを削除し、対応するモデルのアウトラインをサポートから削除します。