「シミュレータ」レポートは、次を含みます。
シミュレーションのデータテーブル
[テーブルの作成]ボタンがあります。このボタンをクリックすると、シミュレーションした結果を含むデータテーブルが作成されます。応答列に仕様限界が設定されている場合は、データテーブルに「Y 仕様限界内」という列が生成され、シミュレートした応答値が仕様限界内であるかどうかが示されます。データテーブルには、「目的関数」という列もあります。「満足度関数」をシミュレーションの前にプロファイルに指定している場合には、この「目的関数」列には満足度関数の値が出力されます。「満足度関数」がシミュレーションの前に指定していない場合には、この列の値はすべて欠測値になっています。
数列の作成
(確率分布として[正規]・[一様]・[三角]を指定した場合のみに利用可能です。)「数列の作成」は各因子の位置母数・尺度母数のいくつかの組み合わせに対するシミュレーションを可能にします。シミュレーションの結果はデータテーブルに保存されます。各因子に対して、位置母数または尺度母数のどちらかの数列を指定できます。等差数列として、ステップ数と、範囲を指定してください。等差数列における組み合わせごとに、「繰り返し数」に指定した回数のシミュレーションが実行されます。たとえば、2つの因子があり、それぞれの「ステップ数」が5に、「繰り返し数」が100に設定されている場合は、シミュレーションの結果のデータテーブルは、全部で2,500行になります。