正規表現は、括弧でグループ分けしたパターン(キャプチャするグループ)で構成される場合があります。([a-zA-Z])\s([0-9])では、([a-zA-Z])が1つ目のグループで、([0-9])が2つ目のグループです。
キャプチャするグループによってマッチしたパターンを置換するには、後方参照を使います。Perlでは、これらのグループを$1、$2、$3といった特殊変数で表します($1は最初の括弧グループでマッチされたテキストを示します)。JMPでは、バックスラッシュの後にグループ番号をつけます(\1、 \2、\3)。
次の例は、置換するテキストを示す第3引数と後方参照を含んでいます。
Regex(
" Are you there, Alice?, asked Jerry.", // ソース
" (here|there).+ (\w+).+(said|asked) (\w+)\.", // 正規表現
" I am \1, \4, replied \2." ); // 体裁を指定する引数
" I am there, Jerry, replied Alice."
" I am \1, |
「I am」というテキスト、スペース、そして最初にマッチしたパターン、「there」を作成します。 |
\4, |
4つ目にマッチしたパターン(\w+)の「Jerry」というテキストを作成します。 |
replied \2." |
「replied」というテキストとスペースを作成します。2番目にマッチしたパターン(\w+)の「Alice.」が続きます。 |