// comment
説明
行の終わりまでコメント。
メモ
スクリプトの実行時、//から後はすべて無視されます。
/* comment */
説明
行の途中にも挿入できるコメント。
メモ
スクリプトの実行時、開始タグ/*と終了タグ*/の間のものはすべて無視されます。この形式のコメントは、引数のリスト内も含め、ほぼどこにでも挿入できます。ただし、引用符付き文字列の中にコメントを挿入した場合、そのコメントは文字列の一部として扱われ、コメントとはみなされません。また、コメントを演算子の真ん中に挿入することはできません。
例
+/*comment*/=
:/*comment*/name
これは無効で、エラーが出ます。最初のコメントは+=を妨害し、2番目のコメントは:nameを妨害しています。
sums = {(a+b /*comment*/), /*comment*/ (c^2)}
これは有効なJSLです。どちらのコメントも無視されます。
//!
説明
これをスクリプトの1行目に記述すると、そのスクリプトをJMPで開いたときに、スクリプトエディタに開かれずに、すぐにスクリプトが実行される。
メモ
このコマンドが指定されていても、次のいずれかの手順を踏めば、ファイルを実行しないで開くことができます。[ファイル]>[開く]を選択します。呼び出されたダイアログにて、JSLファイルを選択し、Ctrlキーを押しながら[開く]をクリックします。または、ホームウィンドウの「最近使ったファイル」に表示されているファイルを右クリックし、[スクリプトの編集]を選択します。これにより、スクリプトは実行されずに、スクリプトウィンドウに表示されます。
/*debug step*/
/*debug run*/
説明
これをスクリプトの1行目に記述した場合、そのスクリプトは、実行時にデバッガで開かれる。
メモ
文字はすべて小文字でなければなりません。debugとstepの間、またはdebugとrunの間にスペースを1つ挿入し、それ以外にはスペースを挿入しません。どちらか一方の行を、スクリプトの1行目に記述します。1行目が空白で、2行目にこのコメントを記述した場合、デバッグコマンドは有効になりません。