設定パネルには、管理図のパラメータの現在値が含まれています。現在値はテキストボックスに表示されており、別の数値に変更することもできます。
設定パネルには、次のオプションが表示されます。
目標値
既知である平均値。これは、管理図の中心線の値です。デフォルトでは、このパラメータには、「仕様限界」列プロパティにおいてY列の目標値に設定されている値が使われます。「仕様限界」列プロパティにおいてY列が目標値を持たない場合、このパラメータには、Y列の全体平均が使われます。
次の場合には、目標値を編集できません。
– 起動ウィンドウで[データの中心化]オプションを指定した場合。
– Y変数に、目標値の値を含む「仕様限界」列プロパティがある場合。ただし、赤い三角ボタンのメニューの[目標値に全体平均を使用]オプションを選択して、「仕様限界」列プロパティの目標値とY変数の全体平均を切り替えることができます。
Sigma
既知である標準偏差の値。デフォルトでは、このパラメータはY列の移動範囲の平均に設定されます。サブグループ変数がある場合、Sigmaパラメータはサブグループ平均の移動範囲の平均に設定されます。
メモ: デフォルトのSigma値の計算には、除外された行は含まれません。
Lambda
現在より前の値に対する重みの平滑化定数。デフォルトでは、このパラメータは0.2に設定されています。
*中心化したデータを使用
起動ウィンドウで[データの中心化]オプションが選択されたことを示します。このとき、EWMA管理図とX管理図の値は、目標値で中心化されています。