公開日: 11/25/2021

カスタマイズした満足度関数

満足度関数は、カスタマイズすることができます。たとえば、次の関数を最大化するとしましょう。

図3.14 関数に基づく満足度の最大化 

Maximizing Desirability Based on a Function

まず、「カスタム満足度」という列を作成して上の計算式を保存します。次に、[グラフ]>[プロファイル]を選択してプラットフォームを起動します。すべての「予測式」列と「カスタム満足度」列を選択し、[Y, 予測式]をクリックします。[中間計算式の展開]オプションにチェックマークをつけます。赤い三角ボタンのメニューから[最適化と満足度]>[満足度関数]を選択し、満足度関数をオンにします。「カスタム満足度」以外の列の満足度関数は、オフにする必要があります。オフにするには、満足度関数のプロットをダブルクリックし、開いたウィンドウで[なし]を選択します。「カスタム満足度」の満足度だけを[最大化]に設定します。

図3.15 応答目標を[なし]に設定 

Selecting No Desirability Goal

この時点で[最適化と満足度]>[満足度の最大化]を選択すると、先ほど定義した「カスタム満足度」の関数だけが使用されます。

図3.16 カスタム満足度の最大化 

Maximized Custom Desirability

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).