判別比(discrimination ratio; 識別比、弁別比)は、「ある部品や製品のばらつきを調べるのに現在の測定システムが有用かどうか」を示す指標で、一般に、判別比が2未満のときは、「現在の測定システムでは製品のばらつきを検出できず、測定システムを改善する必要がある」ということが示唆されます。判別比が4より大きいときは、「許容できない製品のばらつきが的確に検出されるため、生産工程を改善するために現在の測定システムを用いることができる」ということが示唆されます。
判別比の統計的詳細を参照してください。