データ |
ここでは、NAOO(National Oceanic and Atmospheric Administration)から引用した、1980年から2018年までの米国の気象災害による経済的影響のデータを扱います。 |
手法 |
この例では、10個の主要カテゴリがある詰め込み棒グラフを使用します。 |
目標 |
この例の目標は、経済的に大きな影響があった災害を示す詰め込み棒グラフを作成することです。 |
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Billion Dollar Events.jmp」を開きます。
2. [グラフ]>[グラフビルダー]を選択します。
3. 「イベント(一意)」を選択し、「Y」ゾーンにドラッグします。
4. 「損失」を選択し、「X」ゾーンにドラッグします。
5. [棒]を選択します。
6. 「棒」のオプションパネルで、以下の操作を行います。
a. 「棒のスタイル」で、[詰め込み]を選択します。
b. 「詰め込み 主要カテゴリ」を10に変更します。
c. 「詰め込み ラベル」スライダを左へ移動して、スライダの中央あたりに設定します。
図4.23 経済的に大きな影響を及ぼした気象事例の詰め込み棒グラフ
上位の10個のカテゴリが青い棒の棒グラフとして示されています。これは、「詰め込み 主要カテゴリ」に「10」を指定したからです。主要カテゴリ以外のものはグレーで表示され、いくつかにはラベルが表示されています。どの棒も、その上にカーソルを置くと、詳細が表示されます。
このグラフを見ると、1980年~2018年に米国で発生した嵐の中で、2005年のハリケーンKatrinaが経済的に最も大きな影響を与えたことがわかります。2017年のハリケーン(HarveyとMaria)も経済的に大きな影響を与えています。